神秘な絵にかくされたタロット占いの歴史

タロット占いは発祥地に、エジプト・イタリア・中国など諸説ありいつから存在するのかもはっきりわかっていません。

タロット占いの歴史

現在の様なタロットが生まれたのは15世紀と言われています。
始めは画家が1つ1つ手書きで書いていたため、大変高価で富裕層の間で使われていました。
16世紀になってあんっかな木版のタロットが作られた事で庶民の間にも普及しました。

タロット占いのカードは22枚の大アルカナと56枚の小アルカナというカードで構成されています。
日本の占いでは大アルカナのみで行う占い師が多いようです。
また、小アルカナはトランプと同じような構成をしています。

タロットカードは、作者によってデザインが異なりますが基本的な構成あ色づかいは同じです。
カードの絵そのものに、既に意味づけされているからです。
カードの絵と単語を結び付けて考えられれば78枚すべてを覚えることも難しくありません。

魔術に使われるタロット

19世紀末になるとタロット占いは秘密結社「黄金の夜明け団」によって
カバラ数秘術や占星術と結び付けて魔術的な意味を持つようになりました。

タロット占いは、神秘性と魔術性を高め未来を見通すアイテムとしてその地位を確立しました。

カードの意味

アルカナとはラテン語の「引き出し」という意味です。
19世紀から「秘密」や「神秘なもの」という意味で使われるようになりました。
カードの意味を読み取りことをリーディングといいカードの絵柄を基に意味を感じ取るのです。

カードに描かれている上下の向きが正しい場合を正位置、逆の場合を逆位置といい
正位置と逆位置では意味が異なります。

正位置はカードが持つ本来の意味を持ちますが逆位置は全く別の意味になると考えてください。
通常は正位置は善や陽、逆位置は悪や陰を表します。

またカードの意味の解釈は諸説ありますので注意が必要です。