6000年前に生まれた西洋占星術の歴史

ヘレニズム時代に生まれたとされる西洋占星術はホロスコープを用いて、天体の動きで地球上のあらゆる事象を知ることができる占いです。

人の一生を左右する星の配置

紀元前4000年頃にメソポタミア文明の担い手であった

シュメール人が起源だという説が有力です。
当時の12星座は現在にものとは大きく異なります。
今ではない「日雇い人座」や「カラス座」「小鳥座」などがありました。

西洋占星術の根本的な考え方は、地球を巡る天体の動きが
地球上のあらゆる現象に影響を与えるというもんでした。
人間も生まれた瞬間から星の影響を受けると言う事です。

西洋占星術は太陽、月、惑星などの天体などが重要な要素となります。
そのため、昔は天文学上の新発見があるたびに占星術界には激震が走りました。

西洋占星術は全て天体が地球の周りを回ると言う事が前提で
天動説を唱えた天文学者ケプラーも占星術師でした。
地動説が認められ始めると占星術師たちは「ホロスコープは地球から見える天体の配置」
というふうに、解釈し西洋占星術絶滅の危機を脱していました。

さらに望遠鏡や天文学の発達によって1781年に天王星が、1846年には海王星が発見されました。
これにより、西洋占星術では解釈の変更が余儀なくされましたがやり正確になったともいえます。

西洋占星術は特にヨーロッパやアメリカで広く信じられ用いられています。
第40代アメリカ大統領ロナルド・レーガンの夫人ナンシー・レーガンは西洋占星術の熱心な信奉者で有名です。

1981年のレーガン大統領暗殺事件が起こるとジョウン・クイグリーと言う占星術師を
呼び寄せ、西洋占星術で分類した良い日悪い日を大統領のスケジュールに取り入れました。
このことは1991年に発表された「ナンシー・レーガン」という本で暴露されたのです。

この様に西洋占星術は、発祥したヨーロッパはもとよりアメリカではなじみ深い物です。
また、ハリウッド映画でも時より「○○座で~」と登場したりします。

12星座で運命を読み解く

西洋占星術にはホロスコープと呼ばれる天体図を用います。
ホロスコープとは出生を観測地点として、その人が生まれた時間の天体の位置を記したものです。

出生天体図とも呼ばれこれを読み解くことでその人の性格や行動、環境などを読み取ります。
その座にはそれぞれの意味があり、あなたの性格、行動を支配しているのです。

ですから、西洋占星術の占いでは、あなた自身の占いはもとより性格の鑑定、性格・行動からわかる相性
運命からお互いの接点などがわかり恋愛占いや人間関係占いが出来るのです。